第31回 企業再生専門営業

Last updated: 2010年 9月 26日 日曜日 - Save & Share - One Comment

私は仕事上、企業を支援、再生するVCや経営コンサル会社、M&A会社とお付き合いすることが多い。
それらの会社の特長も、アーリーステージの得意とする会社や、成長曲線が落ちてきた会社を支援する会社、はたまた、モバイルやネットだけに特化している会社、蒲団屋、病院、飲食店など小企業に特化して支援している会社など様々である。

 それらの会社の方と話をしていて共通することは、企業の再生のキーワードは、まず「筋肉質の体質にすること」「財務的な問題を透明化して改善を」という話である。
それは確かに最も重要で、やらなければならない第一歩であり、これをしないと企業そのものの存続が危ぶまれるケースが多々あり、それを真摯に推進されていることは敬服するのである。

しかし、再生の真っただ中にある会社が一番困っていることは、「その技術やサービスをどこに広げるか?」「どんな販路で具体的にどうするか?」
売れないから厳しいのである、大胆な発想で営業ができる仕組みをもってないから、そこを何とかしたいのである。
今、企業再生会社は、試行錯誤しながらもその機能を強めようとしている。

世の中に、製品やサービスを拡販することを得意する営業支援会社は世に存在する。
しかし、再生会社をメインとして、企画マーケティングを行い、それこそハンズオンで上流から契約締結まで営業支援する専門会社はない。

「これまで企業で世界を相手にして様々な経験をしてきた企画営業経験者がプロジェクトを組んで進めていく。」
私はいつかこんな会社を創ってみたい。

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One Response to “第31回 企業再生専門営業”

Comment from akon
Time 2010年9月27日 at 4:36 PM

これを次の事業にしたいと思っています。
といっても、たいそうなことを考えているわけではなく、
使えない経営コンサルタントが、インを増やして、アウトを減らせという。経営者はこのように努力しているが無理なのよ。ならば、まさに、「売れないから厳しい」のなら、私たちは、仕事を提供しようと思う。これが再生への道だと思う。
前回言い忘れていましたが、M&Aも積極的に進めますので、よろしくお願いします。