第47回 電力が自由化される

Last updated: 2015年 8月 26日 水曜日 - Save & Share - Leave a Comment

過去、NTTデータで環境ビジネスをやっていた身としては、ちょっと気になるニュースがありました。

セブンイレブンの関西地区が電力を関電から東電に乗り換えるといった記事です。
なんとそれにより年間数億も削減されるとの事。
論理的に、電力に色はつかないわけなので、いったいどんなふうにやるのかは全くわかりませんが(笑)

自由化の動きはさらに加速され、家庭においても2016年4月、「完全自由化」されることになります。
今は嵐の前の静けさを保っていますが、今後、実際東電を使っている人が九電を使うのかと考えた時、多少の金額の違いだけで、乗換は簡単には進まないのではと思っています。

でも、通信自由化の時のように、旧DDI等が仕掛けたように怒涛の如く進んでいく可能性もあると思います。
但し、通信と違う点があると思っています。
それは、電力は環境と根本的にかつ密接にかかわりがある業種であるという事です。
つまり、「この電力会社は、いかにグリーン電力を使っているか?」等をユーザーは見るようになるのではないかと。
少しの家庭のコストが削減されることよりも、反対に多少のコストがあがっても環境に優しい電力会社を応援したいと思う人増えてくるのではと思っています。

10年前、懇意にしていたある電力会社の方や環境関連に詳しい方たちとの飲み会で、「日本は原子力がないと絶対にやって行けない国だ」と聞き、そうなんだと思い込んでいました。しかし、あの大事件以来、日本は原子力が一台も動いていないのに、経済は発展している。。。
いったいあれはなんだったのでしょう(笑)

私は原子力反対でも賛成でもありません。
電力の為の燃料もいろいろなポートフォリオがあって当然だと思っています。
ただ、我々はこれまでそれが選べなかった。
その時代がやっと来たのだと思います。
もしかしたら、10年後、新電力が供給量のトップになっている日もあるかもしれません。

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